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乙女の破滅

古川:女社畜(25)趣味はアイドル ハロプロとJが大好きです

第一回Snow Manメンバーと似ているハロメンはこの子だ!前半戦

社畜、出戻るってばよ。

と、いうことで、出戻りしました。前回の記事から数えること1年と半年。一貫してハロプロを唯一の癒しとして絶賛☆社畜ライフを送っていた私ですが、うっかりSnow Manにハマってしまったのが運の尽き、学生時代ぶりに訪れた楽しいJライフを謳歌しております。現状報告終わり。まさかその間にまろ、田村が卒業し、4期まで加入するとは一体誰が予想出来ただろうか…

 

友は言いました。「アンジュルムとSnow Manの類似性やばい」

先ほど学生時代ぶりのJライフ、と書きましたが、当時はキスマイの横尾さんが好きでした。フェイクにブサイクと、不慣れなバラエティでメキメキと活躍の幅を広げる横尾さんを見ているうちに、「あれ、これは恋か?」と不必要に苦しくなったり、切なくなったりする自分の胸の内に気づいたときには、もうすでに時は遅し、といった具合で、わりと本気で大好きでした。師匠キャラが定着し、すっかりバラエティタレントとして出来上がってしまった今の横尾さんも大好きですが、あの頃のハラハラ感は、多分一生忘れないんだろうなあ。

閑話休題

横尾さんの前が、随分長いこと∞の大倉さんだったので、ことJ案件になると、我ながら好みに一貫性がない私ですが、女性アイドルだと話は打って変わり。

中学時代から一貫してハロプロが大好きなのは、彼女たちのパフォーマンスが他を圧倒するレベルの水準であること、そしてそれを保ち続けるためなのか、あるいは多感ありあまる思春期の女の子集団を取りまとめるにあたり、もっとも効果的で簡単な方法だからなのかは分からないが、彼女たちの共通意識があまりにもスポ根であること、その2つの点に尽きる。

スポ根は良い。ストーリー性があるし、何より素直な気持ちで応援出来る。

今でこそハロプロで1、2の注目度を誇る(と私が勝手に思っている)アンジュルムなんて、まさしくスポ根で成り立っている。モーニング娘の妹分として華々しくデビューした元祖スマイレージ期、からの人気メンバーの相次ぐ卒業と増員、一転ライブハウスのドサ周りに明け暮れた暗黒6人期(※今も私はこの時代の6人が大好きです)を経て、事務所のテコ入れで決まったアンジュルムへの改名、さらなるメンバー増員。事務所のオトナたちに翻弄され続けた彼女たちの逆境を思うと、熱いものがこみ上げて自然と拳を握らざるを得ない。だから、私はアンジュルムが好きだ。この辺は、ちょうど前回の記事を読んでいただけると、分かりやすいのではないか、というのは余談。

konboichan.hatenablog.jp

さて、暗黒6人期の時点で、事務所屈指のスキルメン集団だったアンジュルムだが、当時新たに加入した新メンバーの3人が旧メンバーにとってただただ脅威だったことは想像に容易い。さながら、ジャンプの人気漫画「ハイキュー」で、トビオちゃんに戦慄した中学時代の及川さん状態だったのではなかろうか。スキルでは遠く及ばないものの、新メンバーには、旧メンバーがライブハウスのドサ周りでスキル、根性と引き換えに失ってしまった“華”があった。

スマイレージはいつもこうだ、と自嘲気味になっていた彼女たちにとって、デビュー出来て良かった、と喜びに打ち震えて涙を流す新メンバーの美しさは、あまりにも驚異的に写ったのではなかろうか。このあたりの旧メンバーの心境を想像するだけで、チューハイが2缶ぐらい空くので、スポ根漫画が好きな人には、ぜひともオススメしたい案件である。

と、いう前提(長い)を踏まえ、話はいよいよ表題へと移る。

私を楽しいJライフへと引きずりこんだ犯人、いや天使たち6人の話である。そもそも、私が彼らにハマったのは、ここ1ヶ月のことなので、浅い知識で話を進めている点については、どうかご容赦いただきたい。

すべては、表題にもある通り、生まれてこの方J街道に費やした時間と金だけが自慢、と豪語する友人Aの一言がキッカケだった。

「古川(※私)、アンジュルムとSnow Manの類似性ヤバい」

 

私は言いました。「Snow Manってなんだ」

その日、友人Aと久しぶりの休日を無駄に過ごしていた私は、煙草が吸えるという理由だけで選んだ喫茶店で、「聞いてよ~○○がさ~」とお互い楽しく一方的に推しメンの話に興じていた。

友人Aの発言はそこで発せられたものである。私の地道なPR活動の甲斐もあり、多少なりともアンジュルムに興味を持つようになっていた友人Aの口から、アンジュルムの名前が自発的に飛び出ただけで、私は感動していた。いや、違う。「Snow Manってなんだ」

アンジュルムと似ているグループだと…?お主、私の彼女たちへの情熱を知っての発言か、と問いただしたい気持ちをこらえ、友人Aの話に耳を傾けると、だいたい以下のような内容だったような気がする

・Snow Man=ジュニアのお兄さんグループ

・バッグで培った圧倒的スキル集団

・年長ジュニアならではの苦労人感が可愛い

・デビューへの餓えが最近スポ根めいてきた

 おいおいおいおい、最後、最後!デビューこそ果たしていたが、娘や他のグループの押され具合に、「スマイレージはいつもこうだ」と、自嘲気味にドサ周りを続けていた暗黒6人期のスマイレージに通じるこの感じはなんだ。年長どころか、当時年中も良いとこだったけど!Jにスポ根感じるなんて、圧倒的非現実空間が売りのJにとって営業妨害も甚だしい穿った見方なのは分かってるけど!けど!けど!

「良い、良いじゃない…」

こうして、私は友人の洗脳力説の甲斐あり、Snow Manという魔界へ、一歩、足を踏み入れたのだった。

 

アンジュルムハロプロとSnow Manの類似性

さて、記事も長くなってきたので、ここからは、ついに(すみません)アンジュルムとSnow Manの類似性について、触れていきたいと思います。

が、

結果として、彼ら、彼女らを取り囲む境遇があまりにも違うので、類似点といえば、お互いからうっすらと見え隠れするスポ根と、2グループを表現するにあたっての最も有効的な言葉が「スキル集団」というスポ根厨、スキル厨にはたまりませんなあ~な具合ぐらいだというのがここ数日考えた中での私の結論でした(中題の意味)

が、Snow Manメンバー個々で見ていくと、わりとアンジュルム、というか、ハロプロの所属メンバーを彷彿とさせるので、ここから先は、そんな感じで私だけが楽しい「第一回Snow Manメンバーと似ているハロメンはこの子だ!前半戦的な話をしたいと思います。

1.深澤辰哉くん

Snow Manの中で、唯一「あ、懐かしい~!」となったのが、実は深澤くんでした。懐かしきかな、私の中高時代のすべてを費やしたといっても過言ではない大倉くんマンセー時期にルーティンとしていたドル誌熟読作業のなかで、覚えていた子なんだと思う。

記憶の中では、自分と同い年、もしくは上ぐらいだと思っていたので(失礼な話だな)2個下と知って、戦慄したのも良い思い出である。いや、1ヶ月くらい前の話なんだけど。

深澤くんの今の印象ですが、器用な子というのがまずデカい。あまりにも意識されると胸が痛くなるので、現状維持を願うばかりではありますが、良くも悪くもテレビや雑誌という“メディア”を意識した発言をさせると、抜群に上手だなあというのが率直な感想です。

そんな深澤くんですが、敢えて言うなら、ももちこと嗣永桃子(元ベリーズ工房・現カントリーガールズ)に似ているような気がする。普段バラエティで見るももちは、なんていうか飛び道具感がすごいので、わりとMC側気質な深澤くんと比べると一見「ん?」となると思うんですけど、個人的には、ももちのグループ愛、今は活動停止しちゃったけど当時のベリ工への貢献度、そして何よりあのキャラへの徹底したプロ根性で名前を挙げました。

詳しく書くと、また記事がひとつ出来そうなので、いずれまた別記事で書こうかな、と思っている次第ですが(言ったな)、本当は頭の回転が速くてとても器用なももちだからこそ出来たあのキャラクターは、深澤くんの器用な発言、立ち回りにすごく通じると思う。どんな番組でも出演時には必ず「ベリーズ工房のももちです」とグループの名前を出していた、ももちの深すぎるグループへの愛情もね、今の深澤くんがSnow Manに対して抱いているもの同じくらい尊くて素敵なものだと、浅いファンながら信じています。

あと、ここまでの話とはまったく関係ありませんが、深澤くんがラスサビで時たま見せてくれる多幸感あふれる表情が大好きです。これについてもいつか書きたい。

2.佐久間大介くん

この人は、何ていうか沼が深すぎる。Snow Manというグループに対して、基本DDスタンスでいこうと思っている私が、敢えてメンバー個人単位に絞って布教活動をするとしたら、絶対佐久間くんの名前をあげると思う。それぐらい沼くて尊い人。ステージの上に立つべくして立った感溢れる圧倒的なパフォーマンスと、お客さん、視聴者をどこまでも意識した動き、顔の表情が魅力的。そして何より、それらすべてを裏切る素のキャラの良さがもう、沼。深澤くんとは別のポジションでテレビ向きの子だと思います。

そんな佐久間くんのキャラの良さが全面に出てるのが、ジャニウェブでの連載企画なんだと思うんですが、佐久間くんの記事だけ、なんていうか襲い来る感覚があるんですよね。耳元で勝手に再生される、とでも言えば良いんでしょうか。本当に書きたいことを書きたいがままに書いてくれている感のせいなんでしょうけど、いつかの記事で、「分かるかな?分かんないか」って書いてあったのには、思わず噴出すと同時に全面敗北を認めるしかなかったです。何この子、安心するわ~。

冒頭からスポ根スポ根うるさい私ですが、そういうグループというか集団にこそ、天真爛漫な愛されキャラが清涼剤として必要だと思っているので、Snow Manにもそういう子がいて本当に良かった、佐久間くんがいて本当に良かった、というのが今の率直な感想。Snow Manに対して私が抱く風通しの良さ、グループ全体から漂う圧倒的な多幸感は意外や、この飛び道具なしでは成し得なかったんじゃなかろうか。

さて、そんな佐久間くんですが、彼を見ていると、アンジュルムのたけちゃんこと竹内朱莉ちゃんが思い出されてしょうがない。友人Aはもしかして佐久間くんとたけちゃんを比べて、件の発言をしたんではなかろうか、と思うぐらいには似てる。

まず圧倒的スキルメンであること。佐久間くんとたけちゃん。共通して、グループ1、2を争うキレッキレっぷりを誇る2人のダンスは見てて本当にうっとりする。

そして何より、愛されキャラであること。佐久間くんに関しては、上ですでに語ったし、たけちゃんについての詳しい紹介はこの記事ではそこまで必要ないかな、と思うので割愛しますが、みんなから突っ込まれてもめげずに返す、そもそも総ツッコミを入れられるぐらいのすっ呆け具合が最高に推せる。見てて、元気になる。当たり前のことですが、彼ら、彼女らがアイドルである以上、人を元気にする才能以上に必要なものなんてないんじゃなかろうか。

 

と、いうことで、「第一回Snow Manメンバーと似ているハロメンはこの子だ!前半戦は、これにて終了です。本当は1回で収めたかったのですが、前半の前置きが長くなりすぎて、すでに文字数が4500字を超えているため、今日のところはここで一旦筆をおかせてください。明日の仕事が怖くなってきた、というのもある。

 余談ですが、昨日の夜から始まったTBSのスター名鑑はやっぱり面白かった。スポ根厨にしてスキル厨の懐古厨なのであれですが、一気に昔の良き日にタイムスリップした気がしました。

アンジュルムによせて

 長らく応援してきたスマイレージが、ひとつの区切りを迎えた。

 名前を変えての再始動、というと聞こえはいいけれど、つまるところそれは“変化”であり、私が愛してきた彼女たちのこれまでを“否定”していることは明白だった。

 受け入れがたい気持ちだった。新メンバーの投入は誰がどうみても“起爆剤”の意味を持っていた。6人時代のこれまでが、まるでシケた導火線だと言わんばかりに。

 

 改名と増員。

 もちろん新しく加入した3人の少女たちがどうこうという話ではない。彼女たちがどうして選ばれたのか。それは、彼女たちのパフォーマンスを見れば、瞬時に理解できることだった。

 若手=フレッシュ、という図式があるが、あまりに立ち込める素人臭は、お金をはらってまで見るものではないし、時間を費やしてまで愛でるものではないと私は思っている。素人とは一線を画した選ばれし新人こそ、愛される対象、すなわちアイドルにふさわしい。
 新しく加入した3人がそういった“アイドル”の端くれであることは、改名・増員後初となるシングル「大器晩成」が始まって、ものの数秒で理解できた。少なくとも、私がこれまで愛してきた6人時代のスタートよりよっぽど完成されたスタートだった。ただ、だからこそ紆余曲折を経て、やっとここまでたどり着いた彼女たちを否定するような真似だけは絶対に許せなかった。誰も否定などしていないのは頭では理解していたけれど、このままで良かったのであれば、大人はそんな無駄なことはしない生き物なのだから。

 きらきらと輝くPVを見ながらこみ上げた感情に名前をつけるとしたら、と、ここまで打ち込んで、そういった言葉をまったく持ち合わせていない、貧しい自分の語彙に思わず指がとまる。

 悔しい、というのが、一番近いのかもしれない。だって、人が増えたって増えなくたって、6人時代の魅力がそこにはあったのだから。ど根性と各々の我の強さを年相応の愛嬌で隠したスマイレージのパフォーマンスが、私はずっとずっと大好きだったし、それこそが少女という未熟な存在をあえて追いかける意味だと思っている。そして、大器晩成のPVには、考えすぎかもしれないがそんな少女たちの魅力が存分に現れていたように思う。誰がどう考えたってただ浮かれて芸能活動に勤しむ少女なんかいるもんか。葛藤、それを覆い隠すために誂えたアイドルスマイル。未熟な分、ドキドキもハラハラもさせられるけれど、私は生まれて23年間、これ以上夢中になって応援できる存在をほかに知らない。だからこそ、私は確かに悔しかった。そう、悔しかったのだ。

 

 話は変わるが、統一感のなさ、というと彼女たちの大先輩であるベリーズ工房がまず先陣を切るけれど、思えばハロプロの少女たちってベースが基本そうなのかもしれない。


 エースになりたい、という思いは多かれ少なかれ所属する全員が持ち合わせているんだろうけど、個人単位で見てみると、その頭の中で描かれている“理想のエース像”が10人いたら10人分まったく別の姿をしているんだろうなってのが、ハロの女の子たちの特徴。
 統一感もなければ、目指す先もまったく違うのに、他事務所のアイドルたちに譲ってしまったアイドル界トップの座を奪取しなきゃ、売れなきゃって、スポ根のごとく連帯感むきだしにして、ドサ回りに勤しむハロの少女たち。残念だけれど、それがハロの現実で、皮肉だけれど少女たちを取り囲む環境としてはこのうえなく魅力的な世界設定なんだと考える。フィクションであるアニメと比較するのもおかしな話だが、かの「まど☆マギ」があれほど世を圧巻したのも、登場する少女たちを取り囲む環境がことごとく逆境だったからなんだろう。
 アンジュルムだけに言えたことではないが、だからハロプロって基本的に中学時代の女子運動部を彷彿とさせるんだろうなって最近の気づき。それも伝統ある強豪校ではなく、公立の、ちょっと力のある地元の子ばかりが集う地区大会~県大会レベルの。全国大会に行きたいのであれば、なりふり構わずすべてを捨てて、それだけを選択する必要があるとわかっているのに、彼女たちはそれでも「どうにか」を信じて、今ここにいる。始まったばかりの彼女たちにこんな言葉はよくないんだろうけど、少なくとも全国大会行きをかけた予選の回数も、もう片手で数えられる程度だ。学年でいうと2年生終盤。代変わりの興奮もすぎ、闇雲に頑張れた時期が終わると同時に、後輩の1年生たちのなかにもチラホラレギュラーに入る子が出てきて、外にも中にもそこはかとなく絶望が漂う時期の。そんな公立中学の女子部活。
 等身大ではないけれど、どこか自分の学生時代とリンクする、共感させる彼女たちのストーリー性は、ここから来ているんだと思う。うっかりすると自分のレギュラーの座さえ奪われるから、完全に信じあってはいないけれど、それでも確かに認め合ってはいる。そんなバチバチ感やヒリヒリ感を感じさせる彼女たちのパフォーマンスを私はこれからもずっとずっと大好きだろうと思います。
 さっきは6人時代が否定されたみたいで悔しい、って書いたけれど、歌詞を覚える頃には、人が増えた分生まれるであろう彼女たちのストーリーに期待せざるを得ませんでした。有無を言わさぬ出来の良さであればあるほど、それはなおさらでした。

 折りしも武道館という全国大会の切符も手に入れた彼女たちがこれからどう動いていくのか。彼女たちのストーリーに乙女の逆襲というタイトルがふさわしいものであることを願い、今日はここで筆をおくことにする。